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title: 九州―本州間の送電線を増強、「出力制御」の太陽光活用へ
date: 2025-10-15 18:08
categories: 経済
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電力広域的運営推進機関は15日、九州と本州間の送電線増強計画を発表しました。山口県と福岡県を隔てる関門海峡に、新たに海底ケーブルを設置する予定です。
この増強は、太陽光発電などの再生可能エネルギーを大量に導入する中で課題となっている「出力制御」の問題に対応するためのものです。現在、再生可能エネルギーの発電量が系統の需要を上回ると、一部の出力を抑制せざるを得ない状況が続いています。
送電線の増強により、九州で発電された電力を本州へ効率的に送ることが可能となり、太陽光発電の出力制御を緩和し、より有効に再生可能エネルギーを活用できるようになります。
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